川口屋城崎リバーサイドホテル
城崎(きのさき)温泉は、約1400年もの歴史を誇る関西屈指の温泉街。
但馬の母なる川、円山川の雄大な流れ、三方を豊かな山に囲まれ、街の中心を
流れる大谿川沿いの柳並木、木造3階建ての旅館が軒を連ねる、
浴衣姿と駒下駄がカラコロと響き渡る、名物七湯めぐり。
十世紀初め【古今和歌集】に「たじまのくにのゆへまかりける時に」と、
平安時代の代表的な歌人で藤原兼輔(877~933)が詠んだ歌が
千二百首の中に収められている。
その昔、城崎温泉を流れる大谿川の下流域は沼地であり、弁天山は、
湿地に浮かぶ小島のようであったとか。
当館の先祖は、川口屋仁右衛門の屋号で、その昔から城崎(現在の薬師橋付近)に暮らしていたと伝えられています。